日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

プロジェクトは一時中断💦

 

 自宅改造プロジェクト開始から早2ヶ月余。

 

 先ずは自室の整理からスタートし、順調に整理整頓という名の断捨離は進んでいましたが・・・💦

 

 明日、明後日とプロジェクトの一時中断が決定しました。いま流行りの突如としての発表ではなく、実は先週末には決定しておりました。

 

 中断理由はというと・・・、壁紙(ようはクロスですね)を張り替えを行うことになりました(^^♪

 

 そのため、せっかく順調に進んでいた自室の本棚に整理した本の数々を一時別の部屋に退避させてっと💦

 かなり自室の断捨離を進めていたと感じていたのですが、別室に本を移動させたら「小さな本屋開店出来るんじゃない」ってくらいの本が💦

 

 自室だけでは収まりきらず、別の部屋や納戸にも本はまだあるのにぃ💦

 

 これまで本当に良く多くの本を集めたものです。これは生涯の宝ですね。

 

 

 ってことで、自宅改造プロジェクトの自室改造は壁紙の張り替えということに。本当に大改造だなぁ💦

 自宅改造プロジェクトは、年内には終わりそうにもなく💦来年も続くことになります💦大掃除どころの話じゃないなぁ💦

臨江閣本館(群馬県前橋市)

 

  【 臨江閣本館 】

 

   所在地: 前橋市大手町3-15

 

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 木造二階建、入母屋造、桟瓦葺、数寄屋風建築。

 

 明治17年(1884)5月、群馬県令・楫取素彦の提言により、初代前橋市長・下村善太郎を始めとする地元有志や銀行等の企業の寄付によって、迎賓館として竣工され、同年9月に完成しました。

 

 利根川の流れに面し、妙義山浅間山などの山々を遠望する敷地のほぼ中央に建設されています。建築当時の棟札には、臨江閣本館90坪、附属家屋16坪であることが記されています。

 

 明治26年(1893)、明治天皇行幸の際に、行在所として使用されたほか、明治35年(1902)、明治42年(1909)には皇太子であった大正天皇が御滞在されるなど多くの皇族方が御滞在しています。

 

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            ( 天皇、皇族方の御座所 )

 

 昭和20年から昭和29年(1945~1954)、第二次世界大戦による戦災によって被災した前橋市庁舎の仮庁舎として使用され、その後は昭和56年(1981)までは前橋市公民館として、また結婚式などにも利用されました。

 

 さらに平成19年(2007)までは、公民館別館として利用されています。

 

 主屋部分は創建当時の面影を残しているが、玄関脇の留守居棟や奥にある便所納戸棟などの附属屋は増築されたものである。

 また外周のガラス戸は後に取り付けられたものであり、創建当時は雨戸であったとされます。

 

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 平成29年(2017)、改修工事を終えた「臨江閣本館」では、将棋の七大タイトルの竜王戦(第3局)が開催され、渡辺明(当時竜王)VS羽生善治(当時棋聖)の熱戦が繰り広げられました。

 

 (参考資料)

   前橋の文化財           前橋市教育委員会

   現地配付パンフレット

   現地案内板

卒業論文資料収集のために ~旧月夜野史跡踏査👣~

 

 北上野(きたこうずけ)はそろそろ冬になってしまうかもしれませんので・・・、急遽旧月夜野まで出陣🏇して、卒業論文に必要な資料(写真)収集を行うことに!

 

 🔵 名胡桃城跡        利根郡みなかみ町下津3437

 

   続日本百名城にも選出され、近年流行りの御城印も販売されており、卒業論文

   題材になる中世城館跡ですから、ここが目的地であります(^^♪

 

   「観光」ということを考慮して周囲の状況を自分なりに考察🖊 保存という面で

   は優れた城館跡であるが・・・、これからは地域活性化のための活用について考

   えていくことが必要である。

 

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          ( 名胡桃城跡から沼田方面を臨む )

 

 🔵 月夜野郷土歴史資料館    利根郡みなかみ町月夜野1814-1

 

   「矢瀬遺跡」出土遺物などが展示されているので、二十数年ぶりに訪れた。

   博物館学の観点からも見学してまいりましたが・・・、予算面等さまざまな問題

   も垣間見え、今後の地域資料館について考えさせられました💦

 

 🔵 深沢配石遺構        利根郡みなかみ町月夜野

 

   資料館からほど近くにある遺構。上越新幹線🚅上毛高原駅付近で発見されたもの

   が移築復元されています。

   

 🔵 梨の木平敷石住居跡     利根郡みなかみ町月夜野

 

   こちらも資料館から。住居跡上に覆屋をかけ保存されています。

 

 🔵 小川城跡          利根郡みなかみ町月夜野

 

   マイナー城館跡にもかかわらず、御城印が販売されている。あっ、遺構も城址

   存会の方によって綺麗に整備されており、遺構が見やすくなっている点はポイン

   ト高いですね。

   卒業論文に活かせる中世城館跡であるかは微妙ですが・・・、様々な例は必要で

   すからね。

 

 🔵 小川陣屋跡          利根郡みなかみ町月夜野

 

   真田伊賀守の陣屋跡であるが、遺構は残されていない。小川城跡の二郭に相当す

   る。

 

 🔵 矢瀬遺跡           利根郡みなかみ町月夜野

 

   道の駅「矢瀬親水公園」にある縄文のムラを保存した遺跡である。この遺跡も今

   後の活用が望まれる。

 

 午前中、慌ただしく訪れたのであるが、今後「観光考古学」という分野を研究したい

と思っている某にとって、非常に良い資料収集が出来た(^^♪

 より具体的に考察する上で、必要なことは多々あるが、まず必要なのは現地を肌で感

じることである。

 

 名胡桃城跡には関東近郊からひっきりなしに訪れる人もいることが知れたし、矢瀬遺跡では、道の駅の農作物直売所に来る人は多くても、遺跡自体には人は疎らであること

も体感出来ました(^^♪

 こうしたことを、しっかり卒業論文に活かしたいと思います(^^♪       

令和2年度高崎市観音塚考古資料館 第32回企画展『高崎市中原Ⅱ遺跡1号古墳出土埴輪の世界』

 

 令和2年度高崎市観音塚考古資料館 第32回企画展『高崎市中原Ⅱ遺跡1号古墳出土埴輪の世界』を見学してまいりました。

 

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 双脚輪状文埴輪や家形埴輪等々、素晴らしい遺物が展示されており、ゆっくり見学したかったのですが・・・。

 

 先客にマスクはしておりますが、鼻をすすり、時折くしゃみをしている方がいらっしゃいました💦

 

 展示室内は密閉空間ですし💦ソーシャルディスタンスはしっかり守っていましたが・・・新型コロナウイルス感染拡大している最中でありますし💦

 

 早々に退館しました(>_<)

 

 入館には体温も測られますし、名前や風邪の自覚症状もないことを記入し提出していますよね。

 本人が大丈夫であると思っていたとしても、やはり他人は不安に感じたり、不快に思うのではないでしょうか?

 

 やはりそうした時は、入館時の注意事項にもあるように自粛するって判断を是非してもらいたいものです(>_<)

 

 双脚輪状文埴輪、家形埴輪、馬形埴輪など良い遺物が展示されており、ゆっくり見学したかったのですが・・・、また行くことになりそうです💦

一応明日から連休ですが・・・💦

 

 新型コロナウイルス感染拡大する中、世間一般は三連休ということで自粛ムードも緩み切り💦各地の観光地へと出陣している方の如何に多いことか💦

 

 より一層感染拡大することになるのでしょう(>_<) 来年のスクーリング講義開催されるか?また不安材料が増えています(>_<)

 

 某も一応明日から連休となり、気持ち的には卒業論文に必要な中世城館跡(たとえば名胡桃城址鉢形城址あたり)を訪れておきたい気持ちはあります。

 

 がっ、行っていいのか?という一抹の不安も💦決して恐怖心ということではなく、今感染拡大したら、この先どうなるのだろうという思いが強いから(>_<)

 

 ワクチン接種すれば不安は薄れ、昨年のような活動が行うことが出来るのでしょうが・・・。

 

 新型コロナウイルス感染拡大が治まらないから。もぉ我慢しても世間一般出掛けているから。いろいろ理由は付けられる昨今です。

 

 さて、この連休。某は如何にせん。

 

 企画展だけでも見ておくか?県内の名胡桃城跡あたりなら大丈夫と出陣するか?

 

 まぁ、今夜はじっくりとテキスト学習🖊進めるか。明日は明日の風が吹く(^^♪

卒業論文副査決定! ~草稿執筆に向けて気持ちも高ぶって来ました(^^♪~

 

 卒業論文草稿提出期間は来年4月12日~19日。

 

 主査は坂井秀弥教授退任に伴い、相原嘉之教授へと変更しましたが・・・、副査は昨年同様・・・、

 

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 豊島直博教授。奈良大学の誇る2トップが卒業論文指導にあたってくれるのは嬉しい限りです(^^♪

 

 現在も論文執筆にむけて、必要な学術論文を集めて、執筆に向けて気持ちも徐々に高まりつつあります。

 

 問題は、新型コロナウイルス感染再々拡大💦論文執筆には現地に赴き、写真撮影も必要なんですが・・・、新型コロナウイルス感染しないようにと現地にはなかなか行けないですから、現場主義とはいえどうしたら良いのか?これが目下の問題ですね。

 

 早くワクチン接種出来て、安心して現地を訪問出来る日が来てもらいたいですね。

 

 卒業論文草稿に関しても、今出来ることをやるしか方法はないようです💦

 

 先ずは表紙から作成開始かな(^^♪ 

おがわ張り子(埼玉県比企郡小川町)

 

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 小川町は和紙の里として知られており、張り子も和紙から作られるもの。

 

 以前は張り子製作されていなかった(?)ですが・・・、近年製作され始めたみたいですね。

 

 ふるさと納税、TV番組の背景にも郷土玩具が登場しており、各地で郷土玩具って古き良きものが見直されているのかなぁ(^^♪

 

 「おがわ張り子」もそんな逸品なのかもしれません!!

 

 今回購入したのは・・・季節柄よくありません?サンタクロースっす。可愛いと思いませんかぁ(^^♪

 

 まだまだ全国各地には知られていない郷土玩具って数多くあるでしょうね。一つ一つ収集していきたいと思います(^^♪