日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

宮城県の史跡

六角遺跡(宮城県刈田郡蔵王町)

【 六角遺跡 】 所在地: 刈田郡蔵王町小村崎字六角 蔵王町小村崎地区の円田盆地から北に延びる丘陵上に所在し、平成18年(200 6)、平成19年(2007)、平成23年(2011)の三次にわたり県営圃場整備 事業に伴う発掘調査が実施されている。…

重要伝統的建造物群保存地区 村田町村田(宮城県柴田郡村田町)

【 重要伝統的建造物群保存地区 村田町村田 】 所在地: 柴田郡村田町村田字本町、荒町 江戸時代の地誌『柴田郡村田郷風土記御用書出』には本町、荒町、南町を合わせて村 田町という宿場があったと記され、また『封内風土記』には市が立っていたと記されて …

高野倫兼遺訓碑(宮城県刈田郡蔵王町)

【 高野倫兼遺訓碑 】 所在地: 刈田郡蔵王町平沢字新屋敷 室町時代中期から伊達家家臣として重用されたのが高野家で、十五代・高野光兼は刈 田郡平沢要害を与えられ、以降二十四代・高野知孝まで江戸時代を通じて平沢の地を統 治しました。 安永8年(17…

前戸内遺跡(宮城県刈田郡蔵王町)

【 前戸内遺跡 】 所在地: 刈田郡蔵王町小村崎字前戸内 「前戸内遺跡」は、小村崎地区の円田盆地に西から延びる細長い丘陵上に営まれた遺 跡である。 平成20年(2008)、平成21年(2009)の二ヶ年にわたり県営圃場整備事 業に伴う発掘調査が実…

島崎遺跡(宮城県角田市)

【 島崎遺跡 】 所在地: 角田市高倉字島崎 丘陵舌端部東、南、北斜面に縄文時代前期(大木4~5式)、後期(堀ノ内式、加曽 利B式)、晩期(大洞A式)の縄文土器の散布がみられる遺跡。 特に北斜面の土器散布密度は高く、人面型把手土器・動物型把手土器…

牛石(宮城県柴田郡村田町)

【 牛石 】 所在地: 柴田郡村田町小泉字牛石 長さ約22m、幅約5~6m、高さ約8~9mほどの巨石。 京の高貴な御方が御供を率いて東北を旅しているとき、この地を通りがかった際に、 長旅で疲れていた一行が昼食をとったり、小川で汗を流したり、うたた…

堀の内遺跡(宮城県刈田郡蔵王町)

【 堀の内遺跡 】 所在地: 刈田郡蔵王町円田字堀の内 蔵王町東部の円田盆地の西縁から張り出した丘陵地に立地する古墳時代前期・中期、 飛鳥~奈良、平安時代の複合遺跡が「堀の内遺跡」である。 平成元年(1989)、円田幼稚園建設に伴う発掘調査が実施…

伊達宗高公御廟及び殉死者の墓(宮城県柴田郡村田町)

【 伊達宗高公御廟及び殉死者の墓 】 所在地: 柴田郡村田町村田字大槻下92 龍島院境内 伊達宗高は仙台藩主・伊達政宗の七男として仙台に生まれ、慶長18年(161 3)、7歳にして村田城主となり、柴田・刈田郡3万石を領することとなる。 元和9年(…

諏訪舘前遺跡(宮城県刈田郡蔵王町)

【 諏訪舘前遺跡 】 所在地: 刈田郡蔵王町平沢字諏訪舘前 円田盆地北部丘陵上に立地する古墳時代前期から中期の集落遺跡。 昭和63年(1988)、平沢幼稚園建設に伴う発掘調査が実施され、古墳時代前期 (4世紀)の竪穴住居跡5軒、古墳時代中期(5世…