日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

群馬県の古墳

峯林古墳(群馬県高崎市)

【 峯林古墳 】 所在地: 高崎市若田町512 八幡霊園内 若田原古墳群を形成する一基であり、群馬県指定史跡。 直径17.6mの円墳で、墳丘は二段築盛で基壇を有し、表面を葺石で覆われている。 埋葬部は前庭部がつく両袖型横穴式石室であり、基壇上に構…

下芝谷ツ古墳(群馬県高崎市)

【 下芝谷ツ古墳 】 所在地: 高崎市箕郷町下芝字谷ツ808 一辺約20m、高さ約5m、二段築成で上半分は盛土で下半分は削り出し、その斜面は急角度に葺石で覆われている。 上段は石のみを積み上げた「積石塚」と呼ばれる朝鮮半島系の構造をしており、中…

片山1号古墳(群馬県高崎市)

【 片山1号古墳 】 所在地: 高崎市吉井町池1016 いしぶみの里公園内 片山古墳群の中の1基(高崎市吉井町片山字久保平117)で現在は「いしぶみの里公園」内に粘土槨が移築されています。 『上毛古墳総覧』では、吉井町55号古墳と記載されています…

伊勢塚古墳(群馬県藤岡市)

【 伊勢塚古墳 】 所在地: 藤岡市上落合字岡318 墳丘は当初円墳と考えられていたのであるが、昭和62年(1987)、範囲確認調査が行われ、墳丘径27.2m、墳丘高6m。地山を削り出した基壇の上に二段の葺石を築き、さらに一段追加した構造の不正…

戸塚神社古墳(群馬県藤岡市)

【 戸塚神社古墳 】 所在地: 藤岡市上戸塚字熊野363 墳丘長53m、前方部幅41m、前方部高4m、後円部径30m、後円部高2.5m。 6世紀後半に築造された前方後円墳である。別名を「お熊さま古墳」、「熊の山古墳」、『上毛古墳総覧』では、「神流…

胴塚稲荷古墳(群馬県藤岡市)

【 胴塚稲荷古墳 】 所在地: 藤岡市岡之郷字原835-2 神流地区に分布する古墳の中で、最も北東端に存在する。 墳径14m、墳高2.2mの円墳であるが、築造年代は不明。かつて、古墳に副葬された直刀や人骨が発見されたと伝えられています。 墳丘上に…

南高原1号古墳(群馬県高崎市)

【 南高原1号古墳 】 所在地: 高崎市吉井町池 多胡碑記念館前 昭和10年(1935)に刊行された『上毛古墳綜覧』に「多胡村115号墳」と記されており、もともとは高崎市吉井町神保に築造されていた円墳である。 鏑川右岸の台地上にあった神保古墳群を…

塚廻り古墳群 第四号古墳(群馬県太田市)

【 塚廻り古墳群 第四号古墳 】 所在地: 太田市龍舞町3089 昭和52年(1977)、太田市東部地区土地改良圃場整備事業の際に偶然発見された7基の古墳の内の一つである。 現在、古墳公園として整備されているが、駐車スペースはない(しかしながら、…

不動山古墳(群馬県高崎市)

【 不動山古墳 】 所在地: 高崎市綿貫町1272-2 井野川下流域右岸には綿貫古墳群が存在している。 戦前は6世紀前半の前方後円墳・岩鼻二子山古墳(全長120m)があったのだが、大正年間(1912~1926)に陸軍火薬製造所をつくる際に削平さ…