平成12年(2000)5月20日 初版発行
坂詰 秀一 著 雄山閣出版 ¥4800+税
立正大学名誉教授である坂詰秀一氏による『仏教考古学』に関する一冊である。
奈良大学通信教育学部スクーリングでも『仏教考古学』は開講されており、学んだことをより深めるために購入しました(^^♪
奈良県磯城郡田原本町の古書店・エイワ書店さんで発見し、金額は驚きの¥1800でした。お値打ちでしょ(^^♪
仏教考古学の概念と研究史について述べられており、仏足跡信仰・経塚と寺院・墓と塔婆について著されている。
板碑について触れられている部分は、中世史を専門に研究を志す某には非常に興味深い内容であった。
学術論文執筆の際には雄山閣出版など専門書からの引用がもとめられるので、こうした書籍は購入できる範囲で購入するのが一番良いと思う。
古書は出会いのものであり、貴重な一冊は価格にもよるが「清水の舞台から飛び降りる」つもりで購入した方が良い…と感じることが多々ある。
「ああっ、あの時購入しておけば…」と後悔したくはないものである。