群馬県立歴史博物館開館40周年記念の企画展の第二弾は、第99回企画展『集まれ!ぐんまのはにわたち』
おかげさまで連日多くの方々にご来場いただいているようです。
今週の6日(火)から後期がスタートし、東日本初公開となる奈良県立博物館蔵の人物埴輪の展示がスタートしております。
鑑賞してきましたが、この埴輪…逸品です(^^♪ 細部にわたって精巧に作られたのがわかります。
そんな人物埴輪に負けない群馬の埴輪たちも数多く展示されています。
注目すべきは、安中市から出品されている石見型埴輪。埴輪片ですが…穴の中に鉄が見えるという全国的にも珍しいもの。
太田市の塚廻り古墳群から出土した埴輪、伊勢崎市剛志天神山古墳の鶏形埴輪などなど数え上げればきりがありません。
会期は9月1日(日)までとなっております。夏休みの自由研究にも良い題材ですので、ご家族そろってお出かけ下さい。
っと、今日はこれだけでは終わりません(^^♪
スペシャルギャラリートークが開催されておりましたので、しっかりと参加しました(というより、このために群馬県立歴史博物館に行ったのですが…)。
今日のスペシャルギャラリートークは安中市教育員会文化財保護課埋蔵文化財係の井上慎也氏。
井上さんには以前から御教示いただいており、その縁を大切にしようという思いもありまして…。
( 平日にもかかわらず多くの方が企画展を見学に訪れていました )
安中市からは、瀧1号墳から出土した埴輪、簗瀬二子塚古墳から出土した盾形埴輪、後閑3号墳から出土した武人埴輪、そして前述した石見型埴輪が出品されています。
「あのはにわ、ここだけの話」ということで安中市の埴輪の魅力や石見型埴輪のすごさを30分御解説頂きました。
このスペシャルギャラリートークは期間中残り3回開催されます。
② 8月21日(水) 板垣詩乃氏(公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団)
いずれも時間は11:30~12:00、14:00~14:30
貴重なお話を聞くことの出来る良い機会ですので、こちらも併せて宜しくお願い致します(^^♪