日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

祥寿山 曹源寺 栄螺堂(群馬県太田市)

 

 【 祥寿山 曹源寺 栄螺堂 】

 

  所在地: 太田市東今泉町165

  拝観料:   大人 ¥300 

 

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 文治3年(1187)、新田家の祖である新田義重が祥寿姫の菩提を弔うために建立した六角堂を起源とする。

 

 曹源寺は過去二度の火災🔥🔥にあい、嘉永5年(1852)の火災で本堂は焼失。観音堂であった栄螺堂は焼失を免れたことから、栄螺堂を本堂としました。

 

 さて、栄螺堂は寛政10年(1798)、関東の大工の祖といわれる町田兵部栄清によって十三年の歳月をかけて建造されている。

 

 間口・奥行ともに16.3m、高さ16.8m。

 

 外観からは二階建てに見えますが、実際は三階建て。堂内は回廊式構造となっており、同じところを二度通らずに入口に戻れます。

 秩父三十四観音霊場、坂東三十三観音霊場、西国三十三観音霊場、計百札所の観世音菩薩を模した観音像が安置されており、栄螺堂を一周すると百箇所の札所を巡った功徳を得られるといわれます。

 

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 福島県会津若松市・旧正宗寺三匝堂(白虎隊墓所である飯森山にありますねぇ)、埼玉県本庄市・成身院百体観音堂(普段は内部非公開)とともに日本三大栄螺堂とされます。

 

 平成27年(2015)8月5日から平成29年(2017)10月31日にかけて平成の大規模保存修理が行われています。

 この修理中に、墨書が発見され、そこには参拝者たちの名前・住所・参拝日時など書き記されたものが多数ありました。最も古いものは寛政12年(1800)でした。

 壁の落書きなんて思わずに、じっくり見てみると面白いですよ(^^♪

 

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          ( 過去訪問した際に頂いた御朱印

 

 最近は御朱印ブームですねぇ。御朱印をネットで販売なんて話も聞かれますが、御朱印は自分で行ったからこそ集めて面白いのではないでしょうか?(本来は集めるって表現もおかしいのですが…)

 

 そんな御朱印、「祥寿山 曹源寺 栄螺堂」では、4種類(季節の御朱印含む)も。

 

 いっぺんにもらうのも良いのでしょうが、やはり4回に分けていただくようにしたいものです(^^♪

 

 ( 参考資料 )

    現地配布パンフレット

    現地案内板