二日間に亘る日本史跡研究会 令和元年度 第2回研修『上州の歴史を探る~西毛の古代・中世・近世~』もいよいよクライマックス✨✨
🔴 高山社 藤岡市高山237
もともとこの地は中世武士・高山氏屋敷であったことで知られる。
明治6年(1873)、高山長五郎によって養蚕改良高山社が組織され、養蚕法の改良と組合員の指導を行いました。
富岡製糸場同様、明治の近代化を支えましたが、昭和2年(1927)、廃校となっている。
近年まで御子孫の方が住まわれていたことで、母屋はしっかりと残されています。当時の建物は徐々に復元整備されていきます。
台風19号被害もあって、高山社跡の見事な石垣が崩落してしまい、復旧工事が行われていました。熊本城のように石垣に番号が付けられていました。
あまり報道はされていないですが、こうした場所は各地に多いんでしょうね💦💦💦
さて、日暮れも近づいてきて最後に訪れたのは…
関東管領・上杉氏の居城として知られ、その後、北条氏康VS長尾景虎の舞台となった城郭である。
総構えの広大な城域があるのだが、その一部が復元されている。この復元には地元郷土史家・矢島勇氏(故人)の尽力があったことを忘れてはならない。
そして、夕暮れ。あたりに夜の戸張が広がり、二日間に亘る研修も終了である(^^♪
JR高崎駅まで参加者を送る車中では、まだまだ紹介しきれなかった史跡を通過するたびに「まだまだ群馬には知ってもらいたい場所あるんですよ」という思いが強まった(^^♪
それは全国各地にも言えることである。これからも多くの史跡を訪れて、歴史の素晴らしさ・学ぶことの大切さなどを広く周知する一助となりたいと思います(^^♪
ではまた、日本史跡研究会の研修を開催しましたらご紹介してまいりますm(__)m