【 下大塚城跡 】
別 名:
所 在 地: 藤岡市下大塚字中組49
築城年代:
築 城 者:
区 分: 平 城
現 状: 宅 地
南北80m、東西40mの規模で、東側を除いて三方向に堀跡が残存している。
堀は幅4m、深さ1m。南側18.5m、西側78.5m、北側12m。
北側一部には土塁状の高まりが確認出来ます。
築城年代、築城者などその歴史は不詳ですが、大塚地域は高山城主・高山氏の分流である小林氏に関連した城館址が多くあることからも、小林氏に関連した城館址であると推察される。
藤岡市内には市街地にも関わらず良好な遺構が残存しているものがあり、「下大塚城跡」もそうした城館址の一つである。
遺構が残存している、いないに関わらず城館址巡りは面白いのだが、やはり遺構が残されているとやはり嬉しいものである。
市街地化に歯止めがかかることはないであろうが、こうした遺構がこれからも残されていくことで、地域の歴史に興味を抱いていただきたいものである。
(参考資料)
藤岡市史 資料編 原始・古代・中世