日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

令和元年度 歴史と文化を学ぶ会 第5回講演会『古墳構築を考える』

 

 昨日、令和元年度 歴史と文化を学ぶ会 第5回講演会『古墳構築を考える』。㈱ヤマダ電機 LABI1 LIFE SELECT高崎で開催されました。

 

 講師には、群馬県立歴史博物館館長・右島和夫先生&専修大学文学部教授・土生田純之氏という古墳研究の第一人者をお迎えし、300人超えの参加がありました(^^♪

 

 右島先生は、「巨石巨室横穴式石室の築造を考えるー高崎市八幡観音塚古墳と飛鳥の横穴式石室」と題し、八幡観音塚古墳の巨石である溶結凝灰岩(里見石と呼ばれる)がどのようなルートで運ばれたのか、また五条野丸山古墳の石室巨石(花崗岩)が細川谷から運ばれたルートを示され、何故巨石が用いられたのか(結論は民衆にその権威を見せつけるため)を論じられました。

 

 土生田先生は、「古墳構築を考える」と題し、石舞台古墳構築(7世紀)には、飛鳥寺の化粧基壇築造法(版築技術)の応用がなされたと述べられ、新しい技術導入によって古墳石室築造がなされたと論じられました。

 

 某は毎度のことですが、受付などしていましたから、講演全てをまんべんなく聞いてはいない💦💦のですが、両先生から学ばせて頂きました(^^♪

 

 

 講演会後は、両先生を囲んでの懇親会🍶🍺某の前には土生田先生がぁ(^^♪非常に有意義なひと時を過ごすことが出来ました(^^♪

 

 さて、次回講演会は3/8(日)、群馬県地域文化研究協議会会長の前澤和之氏を講師にお迎えし、「古代群馬の馬と牧」を開催します。

 事前申し込み不要ですから、是非足を運んでいただけたらと思います(^^♪