【 結崎辻環濠跡 】 評価 ★★
別 名:
所 在 地: 磯城郡川西町結崎
築城年代:
築 城 者:
区 分: 環濠集落
現 状: 宅 地
結崎辻環濠は、結崎三環濠(井戸・辻・中村)の一つであり、小領主の居館・環濠屋敷とも云える館型環濠に分類される。
築城年代・築城者などその歴史は定かではない。
環濠の一部が残されている。石垣も残存しているようにも思えるが、これは後世のものであろう。
結崎地区には上記したように三つの環濠集落が残されているので、城館めぐら~にとっては嬉しい(^^♪
人によっては「結崎環濠跡」とひとくくりにしているが、橿原考古学研究所HPの遺跡検索でも三つの環濠集落と分類している。
地域の歴史である環濠の一部が、今なお生活の一部として残されていることはこれからの文化財行政、観光考古学にとって文化財保護を考える材料である。
もちろん地域住民あっての文化財保護であり、文化財が生活を脅かす存在になってはいけない。
どのように文化財(埋蔵文化財含む)を観光に活かし、地域経済活性化に繋げられるかをこれからも考えていきたいと思います(^^♪
(参考資料)
日本城郭体系 10 三重・奈良・和歌山 新人物往来社