新型コロナウイルス感染拡大も次第に収束しつつある昨今、各地の博物館・資料館等の施設も徐々に開館し始めました。
開館したとはいえ、ソーシャル・ディスタンスを取り、マスク着用、入館時の手指の消毒は欠かせません。
さて今回ご紹介するのは、高崎市八幡町にある「高崎市観音塚考古資料館」で10/4(日)まで開催されているミニ企画展『渡来人がつくった土器 -高崎市内出土の韓式系土器-』。
これまでも資料館では、高崎市内で出土した韓式系土器を紹介することはあったのですが、配付資料がなかったということもあって、万全の準備の上に開催されました。
考古学史上著名な遺跡である剣崎長瀞西遺跡出土の韓式系土器、下里見宮谷戸遺跡出土の金床といった遺物を間近に鑑賞することが出来ます(^^♪
今回のミニ展示では遺物の写真撮影も自己の研究等に活用される(そう、決してSNSにアップするためではないので、そこは注意!)のであれば、撮影可になっております!
高崎市内の韓式系土器と出土遺跡にスポットを当て、渡来人の足跡をたどるとともに朝鮮半島系の副葬品を豊富に持つ観音塚古墳が建造された背景を考察する。
韓式系土器のタタキを見ることで、遺物を見る目も養われます(^^♪
新型コロナウイルス感染にはまだまだ注意が必要ではありますが・・・、マスク着用の上、是非「高崎市観音塚考古資料館」へ足をお運びいただき、韓式系土器の逸品をご堪能いただきたいと思います(^^♪