日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

堂原館跡(長野県下水内郡栄村)

 

  【 堂原館跡 】        評価 ★

 

      別  名:

   所  在  地:   下水内郡栄村北信3892

   築城年代:

   築  城  者:

   区        分:        館

   現   状:   栄村立栄中学校

 

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 『慶安五年(1652)検地帳』に「たて」との地名があるが、他に史料・伝承等は不明。

 

 この一帯の領主は中野氏および市河氏であることから、それら氏族にかかわる一族の

もの、あるいはその配下の者の館であったことは推測できる。

 

 信越国境の千曲川左岸段丘上に立地しており、流域地帯の監視の役割を担っていたとも考えられる。

 

 遺構は中学校建設の際に削平されており残存していない。

 

 

 麓の道の駅「信越 さかえ」に車を停めて訪れたのだが、比高28mほどであるが、意外と急坂💦車で登り、サッと撮影して📷立ち去ればOKであった。

 しかしながら、コロナ自粛で鈍った身体を動かすのも時には必要なんでしょうね(^^♪

 

 (参考資料)

   信濃の山城と館 8 水内・高井・補遺編   宮坂武男   戎光祥出版