日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

一尺谷上池東遺跡の年代学的研究

 

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  令和2年(2020)6月 発行    遠部 慎・菅 紀浩・米田 穣・畑山智史

 

               『古代吉備』 第31集 抜刷      献本

 

 瀬戸内文化財研究会・菅 紀浩さまから献本頂いた学術論文である。

 

 岡山県倉敷市の一尺谷上池東遺跡で採取した自然遺物(ヤマトシジミシジミ・マガキ)からC14年代測定(AMS測定)の結果、導き出された遺跡年代を考察している。

 

 学術論文というと取っつきにくさを感じるかもしれない。しかし、卒業論文執筆には多くの学術論文を読破することが必要である。

 私は幸いにも多くの方々の御指導御教示を頂いており、学術論文を頂く機会が多くなっている。

 

 何故?と思われるかもしれないが・・・、「今、通信教育ですが考古学を学んでいます」とお会いする先生方に御挨拶は欠かさず、可能な限り講演会や博物館に足を運び、先生方にお会いする機会を意識的に増やしていたことで、熱心さを認めてくれた結果かもしれない。

 

 通信教育とはいえ、せっかく考古学を学んでいるのですから、「私は○○だけ」と自分の知識の領域を狭めるのではなく(あっ、もちろん研究領域は絞ってくださいね)、知識はより広く吸収することをお勧めします(^^♪

 そして、積極的に先生方と親睦を深めて下さい。また多少高くても良い本を読んでください(購入できなければ、図書館を大いに活用してください)。

 

 おっと、話が脱線してしまいましたね💦

 

 最後に、貴重な学術論文を献本下さった瀬戸内文化財研究会・菅 紀浩氏には筆末ながら記して感謝申し上げますm(__)m