京うちわ、丸亀うちわとともに、日本三大うちわである「房州うちわ」。郷土玩具という分類ではなく、伝統的工芸品ですが・・・、日本の良い逸品は紹介しなければなりません。
房州(千葉県南部)は、うちわの材料となる柔軟性に富んだ良質な女竹の産地であり、明治10年(1877)頃から町をあげてのうちわ作りに発展している。
大正末期から昭和初期には、年間7~800万本も生産されていましたが・・・、時代の移り変わりとともに需要は無くなり💦現在では数える程の本数しか生産されていません。
職人の高齢化と後継者不足、需要の低下という様々な課題が存在する中、平成15年(2003)3月、国の伝統的工芸品に指定されました(^^♪
現在では外国人観光客の日本土産としても大変好評です(コロナ禍もあり今は苦しい時期だと思います💦)。
NHK(おそらく関東地方だけでしょう)でも取り上げられ、もっと知ってもらいたい工芸品です(^^♪