日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

代官遺跡(埼玉県大里郡寄居町)

 

  【 代官遺跡 】         評価 ★

 

     別  名:

     所  在  地: 大里郡寄居町用土340

           築城年代:  江戸時代中期

     築  城  者:    

     区  分:           代官所

     現  状:   宅地・耕地

 

f:id:nihonshiseki:20210407135252j:plain

 

 江戸時代中期(1700年前後)、旧榛澤郡用土村124石を知行した水上美濃守の

代官所である。

 

 水上美濃守は郷代官として小渕勘右衛門次義を任命し、知行地の年貢取りまとめや治

安取り締まりなどの権利を与えている。

 

 小渕氏はその後、富之進次喬・奥右衛門次春の三代にわたり郷代官として任用されて

いる。

 

 小渕家には現在も代官所書院の一部や天和年間(1681~1684)から明治初年

(1868)に至る代官文書を中心とした古文書が伝来しています。

 

 

 これまで気が付かなかった代官所。ふと普段は直進する道を曲がってみたところ、史

跡案内板を発見。

 

 案内板を見ると・・・、代官所跡ではないかぁ💦💦

 

 う~ん。やはりあちこち探ってみるものだなぁ。現在もお住まいのようなので遠目か

ら観察。私有地への立ち入りは控えなければなりませんからね。

 

 でも、案内板があることで代官所跡と気づけたのだから良しとしましょう(^^♪

 

 (参考資料)

   現地案内板