【 本郷塚中9号古墳 】
所在地: 高崎市本郷町字塚中
本郷塚中古墳群(奥原古墳群とも)の一基。
榛名山南麓の丘陵性台地南端にあたる烏川左岸の段丘上に、東西230m、南北32
0mにわたり65基の円墳が分布している。
直径約10mほどで、両袖型横穴式石室の円墳であるが、詳細は不明。
昭和45年から46年(1970~1971)、群馬用水土地改良事業に伴い群馬県
教育委員会によって35基の発掘調査が実施され、杯蓋、杯身、甕などの須恵器が出土
し、遺物から築造年代は6世紀後半から7世紀初頭と推定されている。
(参考資料)