日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

おぢや 錦鯉発祥の地 錦鯉の里(新潟県小千谷市)

 

  【 おぢや 錦鯉発祥の地 錦鯉の里 】

 

            所在地:        小千谷市城内1-8-22

    入館料:    大人 ¥520 小中学生 ¥310

    休館日:   年末年始(12/29~1/3)

 

   公式HPはこちら  https://nishikigoinosato.jp/

 

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 平成元年(1989)10月に錦鯉に関する世界で唯一の展示施設として開館した。

 

 錦鯉は、色や斑点があり鑑賞用に飼育されている鯉の総称であり、19世紀前半、文

化・文政の頃(1804~1830)に、越後國二十村郷(現在の新潟県小千谷市と長

岡市の一部)で食用として飼われていた鯉が突然変異し色のついた変わり鯉が現れたと

される。その後、改良が重ねられ現在見られる美しい錦鯉へと移り変わったという。

 

 平成16年(2004)10月23日に発生した新潟県中越地震からの復興の象徴と

して、小千谷市の魚に制定され、10年後の平成26年(2014)には小千谷市・長

岡市の魚に制定されています。

 

 平成29年(2017)5月5日には新潟県の鑑賞魚に指定されています。

 

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 館内では小千谷市で飼育管理された錦鯉100尾余が泳ぎ、資料展示室では、錦鯉の

歴史や品種、飼育方法等が説明されています。

 

 変わったところで言えば、錦鯉のオーナー制度であろう。錦鯉を1尾5万円で購入し

管理を委託するシステムである。購入した錦鯉が病気で死亡した場合は、購入から1年

以内であれば同品種が無償で補償されるので安心。

 購入から1年経過した時点でオーナー資格は消滅するが、錦鯉の搬出は自由となる。

特典として、①入館料の免除、②小千谷市で開催される錦鯉品評会の案内が送られてき

ます。

 

 ご興味ある方は是非お出かけ下さいませm(__)m