日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

滝無不動尊・観音堂(群馬県吾妻郡長野原町)

 

  【 滝無不動尊観音堂

 

   所在地: 吾妻郡長野原町横壁

 

f:id:nihonshiseki:20210622165828j:plain

 

 観音堂は、貞享元年(1684)に建立され、大正11年(1922)には小倉地区

の誠至堂と合祀されたという。この頃には既に観音堂は廃されていました。

 

 ですが・・・、観音堂遺跡の発掘調査で一字一石経が多数出土しており、その存在は

確定しています。

 

 平成27年(2015)、八ッ場ダム建設に伴い、現在地に移転されました。

 

 滝無不動尊は石造仁王像と宝篋印塔で構成されており、江戸時代から寒中念仏講が続

けられており、石造物マニアにとっては生唾ものです。

 

 石造仁王像は小豆石と呼ばれる赤黒い石で作られている。

 

f:id:nihonshiseki:20210622165859j:plain

 

 このような石造物も調査対象として貴重なものである。フェンスに囲まれており、造

立年代等の情報は不明であるが、興味がある方は調査されては如何だろうか?

 

 その際、まず最初に当たるべきは『長野原町史』だろうなぁ。

 

 それにしても、この仁王像。これまで見てきたものの中でもユニーク。

 

f:id:nihonshiseki:20210622165922j:plain

 

 宝篋印塔も見事な造りをしており、石造物を学ぶのにはもってこいです。

 

 (参考資料)

   現地案内板