日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

資料(参考文献等)はイモズル式に!

 

 さて、今回からは卒業論文のカテゴリーではありますが・・・、論文執筆の際に必要

だと感じたことを更新してまいります。

 

 卒業論文を書き終えた某ですが、現在は研究会会報に掲載する論文を執筆中✒

 

 卒業論文は提出期限が定められていましたから、時間との戦い。しかも、頁数もあり

ますから、「あれも、これも」とはいきません💦

 

 ですが、先行論文や他文献(学術書等)、添付資料(図表)で参考にしなければなら

ない資料は多岐に及びます。

 

 この⦅資料集め⦆に悩む人が多いようですね。

 

 よく「資料はイモズル式」と言いますが、その意味するところを理解していなければ

論文執筆が捗らないかな。

 

 基本的に論文もレポート作成も同じこと。自分自身が書きたいテーマを定め、それに

沿って論の展開をイメージします。

 

 ① はじめに   この部分は「何故このテーマを選んだのか」といったことを記述

          し、テーマの問題点を明らかにします。基本的に書きたいように書

          ける部分。    

 

 ② 序論                   本論導入部。問題点を考察する上での先行研究を記すことが多い

           気がします。

 

 ③ 本論                   テーマの問題点を考察する部分。

 

 ④ 結論      今回の考察で明らかに出来たことを纏め上げる。

 

 ⑤ おわりに             今後の研究の展望等を書き上げる。

 

 論文の骨格がイメージ出来たならば、執筆開始ですが・・・この時には既に基本的な

参考資料をひとまず机上に揃えておくべきです。

 

 えっ💦その基本的な資料がわからないって声もありそうですね💦

 

 では、インターネット上で基本的な資料も収集してみましょう。

 

 【リポジトリ】を活用します。インターネット上で自分の書こうと思っているテーマ

のキーワードを打って下さい。PDFで学術論文がダウンロード可能なものがあるかと

思います。思い付いたキーワードを何個もインターネット上で検索してください。

 

 ヒットした学術論文を印刷します。後々「ああっ、これは必要なかったなぁ💦」と思

うこともありますが・・・、執筆前は気にしないで下さい。

 

 でっ、印刷した論文を読むべし。読むべし。読むべし。読んで自分の書きたいことに

近かったりした部分には、付箋を貼っておく。読んで「これは違うと感じたら、そこで

読むのを止める(あくまでも止めるであって、執筆していて必要になることもありま

す。その場合は改めて読むべし)」。

 

 そのうえで書くべし。書くべし。書いていてキーワードがあったら再びインターネッ

ト上で参考資料を探します。

 

 以上はイモヅル式ではありませんよ。念のため💦イモヅル式を用いるための資料を探

しているだけです。

 

 イモヅル式とは、論文の最後に書かれている参考文献から、その論文を当たることで

すからぁ。インターネット上でダウンロード可能なものもあるでしょうし、図書館等を

活用して入手しなければならない資料もあるでしょう。購入価格が手頃なものだったな

らば、購入するのも良いかもしれません。

 

 基本的な資料は一本だけということは滅多にないことですから、こうした作業を繰り

返していけば、参考文献は膨大になることでしょう。膨大な資料を集めても、論文に記

述するのは僅かなんですけれどもね💦

 

 論文執筆にあたって、何かのお役に立てば幸いです(^^♪ 徒然に書いたものですか

ら、基本詳細には書いていません。もしわからないことがあれば、コメントいただけれ

ばと思います。お答えできる範囲でお答えしますよ(^^♪

 

 では、論文執筆頑張りましょ~🎶