博物館実習(1)において、通信教育部生がもっとも必要な技能(いずれの実習も大
切ですが・・・、その中でもという意味です)を限られた時間ではありますが習得でき
る実習。それこそが「考古資料B」だと思います。実習最終日に行われる実習になりま
す。
考古資料Bは、考古遺物の実測を行います。実測図・・・、この技能は本来であれば
スクーリング講義に組み込んでも不思議ではないものでしょう。考古資料の資料化にお
いて基本的な手法です。限られた時間の中で行われるため、本来の実測図ではなく、簡
易的な略測図を習得することになります。
先ず、実測図とはどのようなものなのか?そして、実測図(ここでは略測図)の計測
方法と図化方法の講義を聞きます。その上で、遺物実測に取り組むことになります。
この実習で一番大切なことは、基本的図化方法をしっかりと理解することでしょう。
なかなか説明を聞いただけでは、こ~するんだよねぇ?と誤った手法になりかねませ
ん。講師の先生や助手である奈良大学通学部生に積極的に質問するようにしましょう。
図化方法が理解出来たのならば、さらに詳細な図化に取り組めるかもしれません。そ
のために必要な道具がありますから。これは実習受講された際に自分自身で試行錯誤す
ることで習得できるはずです。
博物館学芸員資格取得を目指すため『博物館実習(1)』を受講していたわけです
が・・・、こうした技能習得のためという目的でも良いのかもしれませんね。ただ💦
💦お金掛かりますけどねぇ💸