【 茂左衛門地蔵尊千日堂 】
上毛カルタで「て」札で読まれた「天下の義人茂左衛門」こと、杉木茂左衛門。
沼田藩主・真田伊賀守信利の悪政を江戸幕府に直訴し、天和2年(1686)11月
詳細については、別トピ「義人茂左衛門刑場址」に記したので、ここでは割愛する。
領民は、茂左衛門の死を悼み、千日供養を行うために刑場址に地蔵尊を祀る千日堂を
建立し、その遺徳を偲び供養を続けてきた。茂左衛門は罪人として刑死したことから、
墓を建立することは許されなかったのである。
年月を経て千日堂はその存在を忘れ去られたことで荒廃してしまったのであるが、大
正11年(1922)、旧沼田藩領をはじめとして各地の篤志家から茂左衛門地蔵尊へ
の浄財が集まり、茂左衛門地蔵尊千日堂は現在の地に建立された。
その後、建物の経年劣化もあり、昭和46年(1971)に再建されています。
この茂左衛門地蔵尊千日堂でいただける御朱印。とても数が多いことで知られていま
す。
オーソドックスな御朱印のほか、茂左衛門の事績を記した御朱印(全6種)などあり
ます。
とても全ての御朱印コンプリートというわけにもいきませんので💦今回は2種いただ
いてまいりました。
周辺には「名胡桃城跡」や「矢瀬遺跡」などの史跡もあり、秋はリンゴ狩り、冬はス
キー、そして著名な温泉街も多いです。
この時期(冬季)は降雪や路面凍結の恐れもありますので、お出かけの際には天気予
報をしっかり確認し、冬用タイヤでお出かけ下さいm(__)m
(参考資料)
現地配付パンフレット
現地案内板