【 堀越遺跡 】
所在地: 矢板市東泉字堀越94
昭和62年(1987)10月、圃場整備に伴う発掘調査が実施され、調査区約10,
000㎡の北半部から古墳時代前期、南半部から平安時代の竪穴住居、掘立柱建物址が
検出しました。
北半部では、古墳時代前期の大溝で方形に区画された豪族居館址が検出し、その規模
は50m×48mを誇ります。また周囲から竪穴住居址群が検出しています。
南半部からは、9世紀後半から10世紀前半の掘立柱建物址群がコの字形に配置され
た姿で検出したことから、荘園等の施設と推察されています。
なお、平成17年(2005)に刊行された発掘調査報告書では、祭祀遺跡の可能性にも言及されています。
YouTubeにも「堀越遺跡」の紹介がされていましたので、ご覧くださいm(__)m
現地案内板には「将来的には公園として整備」と記してありましたが・・・、大阪府
高槻市の安満遺跡等を参考にしてより良い活用法を模索してもらいたいものです。
(参考資料)
現地案内板