【 小野宮惟喬親王神社 】
所在地: 白石市福岡八宮字弥次郎北72-1
惟喬親王は文徳天皇の第一皇子として生まれたが、右大臣藤原良房の女・明子が産ん
だ惟仁親王が立太子されたため、二十八歳の時に世を儚んで剃髪し出家。小野の里に幽
居したことから、世の人から小野宮と称された人物。
歌人として優れた作品を数多く遺した一方で、木地挽きをするためのろくろを考案し
た人物と言い伝えられています。そのため木地業を司る神として深く信仰されるように
なり、全国各地で祀られるようになりました。
こけしの産地として広く知られる弥次郎集落では、昭和34年(1959)、滋賀の
総本社(東近江市「筒井神社」あるいは「大皇器地祖神社」のいずれか?)から分祀さ
れ、弥次郎南に神社が建立されている。
平成15年(2003)、「弥次郎こけし村」開村10周年を記念して遷座し、拝殿
を改装している。
平成16年(2004)1月2日に落慶し、以後毎年弥次郎集落のこけし職人の中か
ら1名が選ばれ、神前においてこけし初挽きが行われています。
別名「こけし神社」の名に相応しく・・・
可愛い装飾が特徴的な神社です(^^♪
最近では海外の方々がこけしを日本土産として購入されることが多くなってきたとの
ことですが、是非若い方々にもこけしに興味を持っていただければと思います。
(参考資料)
現地案内板