【 旧八巻家住宅 】
所在地: 柴田郡村田町小泉字肬石2
江戸時代後期から末期頃に八巻家の住居として建てられ、当初は村田町菅生字宮脇に
ある「菅生神社」付近にあり、神社社務所や寺子屋としても使用されていたという。
明治40年頃に菅生字内田に移築されたが、平成9年(1997)に現在地に再移築
され「民話伝承館」として利用されています。
木造平屋建ての直家で茅葺寄棟造平入。桁行14.6m、梁間10.6m、高さ7.7
m。
でい(座敷)、なんど、なかま(次の間)、おかみ(茶の間)の配置は柴田郡や名取
郡によくみられる独特の建築形式であり、孫囲い・隅囲いと呼ばれる架構技法もみられ
ます。
「民話伝承館」として活用されてはいますが・・・基本的に事前連絡しなければなり
ません。住宅自体は無料で内部も見学できますので良いのですが💦
住宅に隣接して蕎麦処もありますから、蔵の街・村田散策の際のお食事処として一考
してみては如何でしょうか。
(参考資料)
現地案内板