平成25年(2013)8月21日 第1刷 発行
天児 彗 著 岩波新書1441 ¥860+税
奈良大学通信教育部文学部文化財学科 教養科目・国際関係論Ⅱで使用されているテキストとして紹介します。
奈良大学通信教育部文学部文化財学科 専門科目で『東洋史概論』を履修すると、中国4000年の通史を学ぶことになるのだが、国際関係論Ⅱでは、中華人民共和国の歴史を学ぶこととなります。
あっ、私は教養科目は特に履修する必要もないのですが・・・3年目を迎えると科目習得しなくとも良い教科も履修登録した方がお得なんです(テキストもらうことが目的ですね)。
しかしながら、中華人民共和国史には興味があったので読破してみました。概論では触れることのない詳細な歴史を知ることで、中華人民共和国の考え方・行動様式の理解が出来ます。
隣国でありながら、知らないことは多いですよね。
奈良大学通信教育部に通っていない方にも読むことをお勧めしたいです。中華人民共和国の人々とはこれからもより良い関係を築くために、その歴史を知ることは必要なことですからね(^^♪
さて、内容ですが・・・毛沢東をめぐる政争、文化大革命、第一次天安門事件、鄧小平の登場など興味深いことがわかりやすく記述されています。