【 旧高市郡教育博物館 】
入館料: 無 料
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)
大正天皇御成婚の折、畝傍御陵に参詣された際の御下賜金2,000円によって、橋本
卯兵衛の設計で建設され、明治36年(1903)5月、開館しました。
二階建ての本館と平屋の両翼部(翼廊)から左右対称とした和洋折衷で、本館正面上
部に切妻造の張出しを設け、下部に玄関を付けています。その姿は宇治平等院をモデル
としたとされます。
教育博物館では高市郡の教育・勧業の発展を図るため、図書館や物産陳列所などが併
設されました。
その後、郡から県、今井町へと管理者は移り、昭和4年(1929)からは今井町役
場・今井町図書館として利用されています。
昭和31年(1956)、橿原市誕生によって役場としての機能は失われましたが、
平成7年(1995)、建造当時の姿に復原修理を行ったうえで、「今井まちなみ交流
センター・華甍」として開館しました。
現在、今井町散策の拠点として、今井寺内町の歴史を紹介するほか、イベントや講座
などにも利用されています。
十年前?頃までは「今井寺内町」ってあまり観光地として認識されていなかったと思
う。橿原市としてもあまり売り出してはいなかったと記憶している。
それが・・・今では観光地として認識され、平日でも街並みを散策している人が散見
される。また飲食店やカフェ☕もあることから女子もインスタ映えってことで訪れてい
るようだ。
今井町は地域住民が生活している場でもあり、観光地化を歓迎する一方で、ゴミのポ
イ捨てや敷地内侵入といった問題も懸念されている。
オーバーツーリズムという問題は京都や鎌倉といった地だけの問題ではない。持続可
能な文化財の活用という面でも今後考察しなければならない大問題である。
そう思っていながら・・・今年は論文まだ書いてないなぁ💦💦書きたいことはある
のだが、仕事との両立で時間がぁ(>_<)
(参考資料)
現地配付パンフレット
現地案内板