日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

唐招提寺 宝扇(奈良県奈良市)

 

 

 『唐招提寺宝扇由来記』によれば、鎌倉時代唐招提寺中興の祖・覚盛上人が座禅

中、団扇で蚊を追い払おうとした弟子に対して、血を与えるのも菩薩行と戒めた徳を讃

えた法華寺の尼僧がハート形💖の団扇を供えたことが始まりとされています。

 

 覚盛上人の命日(毎年5月19日)、中興忌梵網会法要の後、火難、病魔退散などを

祈願し、長さ40㎝の宝扇が舎利殿(鼓楼)からまかれるのが、有名な「唐招提寺のう

ちわまき」!!

 

       ( 授与品の「絵馬」にもうちわまきが・・・ )

 

 先着400名に参加券が配布され、午後3時ころに行われるうちわまきで、もれなく

ゲットできる伝説の武器⚔なのであります。

 

 とはいえ、なかなか5月19日に参拝するって難しいですよねぇ💦💦

 

 ふっ、ふっ、ふっ。実はそんな伝説の扇も授与品として購入可能なのだぁ(^^♪

 

 ということで、しっかり絵馬&宝扇を手にし、吾輩の郷土玩具コレクションに加えた

のでありました(^^♪