【 開田の碑 】
所在地: 松本市新村
新村地区は松本市のほぼ中心に位置し、中世には新村南方・北方に分かれていた。延
宝2年(1674)、下新・北新・上新・東新・南新の五ヶ村となり、この地は南新村
となります。
当時の検地帳には、「西原新田、田一町一反七畝、畑二町二反三畝」と記されていま
す。
松本市の取り組みの一つである【まつもと文化遺産】で《 野麦街道と集落と集落を結
ぶ里道 ~交通の要衝として発展を遂げたあたらしの郷~ 》に認定された新村地区。地
区内の文化財の保存整備と活用に取り組んでおり、「開田の碑」もその一つです。
「開田の碑」がいつ建立されたのかは定かではありませんが、今も新村地区の人々に
よって大切に保存されており、後世に地区の歴史を伝える遺産として活用されることで
しょう。
松本市は文化財行政に先進的な取り組みを続けていることで知られている。地区内に
多くの標柱を建てることで、文化財ウオーキングなどで訪れる人もいることだろう。
是非、多くの市町村で見習って欲しい取り組みである(^^♪
(参考資料)
現地案内板