【 中江雪江翁顕彰碑 】
所在地: 福井市大手3-12-3 佐佳枝廼社 境内
明治25年(1892)、中根雪江翁の友人である勝海舟の撰文染筆、篆額は松平春
嶽によって建立された。
中根雪江は幕末の福井藩士であり、30年余にわたり藩主・松平春嶽を補佐し、橋本
景岳(左内)の登用に尽力するなど藩政を導き、明治維新の後は新政府参与に任命され
た人物である。
昭和23年(1948)6月28日に発生した福井大震災で倒壊してしまったが、翁
の威徳を顕彰して修復再建されています。
戦後における震災(東日本大震災 > 阪神淡路大震災 > 福井大震災)における被害を
今に伝えるのが「中根雪江翁顕彰碑」である。
こうした史跡は、災害の大きさを伝え、今後の防災を考えることにも繋がるであろう
と思い、更新してみたいと思う。
(参考資料)
現地案内板