7/13(土)から開催される第99回企画展『集まれ!ぐんまのはにわたち』に先立ちまして、今日から開催されたのが第11回テーマ展『月岡芳年 「新形三十六怪撰」』
最後の浮世絵師とも言われ、歌川国芳門下で幕末から明治にかけ活躍したのが、月岡芳年。
武者絵・歴史画・美人画といった様々なジャンルの作品を制作しています。
今回のテーマ展では、芳年の晩年に刊行した「新形三十六怪撰」が一挙公開され、それぞれの作品の主題となった物語について解説されています。
妖怪や幽霊の登場する故事や伝説を主題とした作品で、群馬県民であれば…分福茶釜や舌切雀といった故事、歴史好きな方であれば…小早川隆景や森蘭丸、源悪源太義平や源為朝といった武将による悪霊退治の故事が浮世絵となっています。
浮世絵を鑑賞するために、群馬県立歴史博物館では受付で単眼鏡の貸し出しも行っております!単眼鏡貸し出しは無料です。
肉眼で見た浮世絵と、単眼鏡で見る浮世絵の違い。これも是非体感してもらいたいです(^^♪
髪の毛一本一本が見事に描かれているのが見れますよ。
夏休みは是非とも群馬県立歴史博物館へ足をお運びいただければ幸いです。