日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

増補 地下式古墳の研究

 

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  昭和54年(1979)9月1日 発行      石川 恒太郎 著

 

              ぎょうせい          ¥2,000

 

 地下式古墳。5世紀から6世紀にかけて九州南部、特に宮崎県南部・鹿児島県東部の

地域性の強い墓制である。

 

 九州から遠く離れた関東北部に在住する某にとって、この本を読むまで全く知らなか

った古墳である。

 

 読破して正直なところ、まったくイメージが湧かない💦💦古墳といえば墳丘、前方

後円墳などをイメージしてしまうからだ。

 

 考古学の世界は地域性というものも重視される。縄文土器も地域特性があり、各地域

で編年があるし、層位にしても同様なことがいえる。

 

 まだまだ学ぶべきことは多い。この本を読むことで、さらに多くの地域を訪れて踏査

していく必要性を感じている。