日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

令和5年度 第1回現地踏査『近代文学と民藝の世界』 その1

 

 コロナ禍もひとまず落ち着いた?こともあり(おそらく第9波は来ているはず)、日

本史跡研究会活動も某の都合(博物館実習&今夏のスクーリング講義)の合間に再開す

る運びとなりました。

 

 時は7月22日(土)初夏の陽気☀でしたが・・・参加者4名で東京都目黒区で開催

です!!

 

 午前8時45分、京王井の頭線駒場東大前駅にて集合。

 

 

 🔵 旧前田家本邸 和館      目黒区駒場4-3-55

 

 

 昭和5年(1930)、佐々木岩次郎の設計によって竣工した。木造二階建て方形造

および入母屋造、桟瓦葺及び銅板葺。

 

 内部の意匠が素晴らしい(^^♪ さすがは加賀前田家。室内には今では貴重な扇風機が

稼働。

 

 室内を隈なく見て回り、先ずは和館を堪能しました。

 

 

 🔵 旧前田家本邸 洋館      目黒区駒場4-3-55

 

 

 昭和4年(1929)、前田利為侯爵は本郷の土地と交換で得た東京帝国大学農学部

(現在の東京大学教養学部駒場キャンパス)の敷地1万坪に地上三階建地下一階建の洋

館を建築した。設計は高橋貞太郎。

 

 

 館内は本当に贅沢な内装である。柱の一本でもくれないだろ~か。

 

 一部屋一部屋見て回ると、それなりに時間が掛かりますよ(^^♪

 

 戦後、連合軍(GHQ)が接収し官邸として利用されたのもうなずけるほど、広大な

屋敷です。

 

 

 さて、今回はミニ踏査ですから次回で終わってしまうかも💦💦でも駒場公園にはそ

れなりに旧前田家本邸の遺構が残されていますので、そちらも紹介していこうと思いま

す(^^♪

                             その2 へ続く