日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

荻窪不動堂(東京都杉並区)

 

  【 荻窪不動堂 】

 

   所在地: 杉並区荻窪2-28-6

 

 

 創建年代は不詳であるが、『新編武蔵風土記稿』には「除地百六十八坪村ノ東北ノ方

ニアリ不動ト云文字ヲ梵字モテエリシ石標アリ今ハ堂ヲ廃セリ」と記されており、かつ

ては荻窪5丁目(現在の荻窪高等学校付近)にあったという。

 

 不動堂の中には、宝暦6年(1756)に造立された高さ6尺(約1.8m)の石碑が

納められており、「南無妙法蓮華経不動明王 上荻久保村別当仲道寺」と刻まれていま

す。

 

 この石塔には、江戸時代に下荻久保村で熱病が流行し、大勢の人々が亡くなった際、

村人たちが浄財を出し合って石塔を建立して祀ったところ、間もなく熱病は治まったと

の言い伝えが残されており、それ以後近郷近住では熱病が流行すると、不動堂にお参り

したとされます。

 

 大正時代末に区画整理が行われた際に、現在地に移転したと伝わっています。

 

 

 各地にお不動さまは祀られているが、堂内にある石造物を確認しようと訪れた・・・

はずなのだが💦💦堂内を確認したか?全く記憶にございません(>_<)

 

 覗いた覚えはあるのですが・・・お不動さまは見て、石碑は見ていないような気も💦

 

 現地踏査したならば、しっかりと記録しておきましょう!!という教訓です💦💦

 

 (参考資料)

   現地案内板