【 旧佐藤家住宅 】
入館料: ¥300(保存協力金として)
木造平屋建て寄棟造、平入、茅葺。外壁は真壁造白漆喰仕上げ、直屋造。
佐藤家は江戸時代代々この地の庄屋を務めた家柄であり、三根山領主・牧野氏が領内巡検や物見遊山などで訪れた際(牧野氏は江戸定府であった)、本陣として利用したと伝わる旧家です。
構造や意匠などから江戸時代後期に築造されたと考えられていますが、棟札等などが残されていないことから明確な建造年代は明らかではありません。
平成17年(2005)、地域の貴重な歴史文化財を保存・活用し、地域の活性化に繋げようという地元住民によって、福井旧庄屋佐藤家保存会が結成され、屋根の葺き替えなどの保存修復とともに、日本家屋の雰囲気に相応しい文化芸術公演や子供たちの正月行事など幅広い活用がなされています。
住宅は時代による改変を受けていることから、文化財指定はされていない。
福井集落の方々で維持管理していることから、まだまだ修復しなければならない場所等諸問題を抱えているように思われる。
諸問題を解決する一つの方法は、「旧佐藤家住宅」を広く知ってもらい、より多くの人々に訪れてもらい、興味を持ってもらうことではないだろうか?
旧佐藤家住宅公式HP http://sato-ke.neoniigata.com/
公式HPは、地元の方々の取り組みを紹介している。是非こちらもご覧になってみてはいかがでしょうか(^^♪
(参考資料)
旧佐藤家住宅公式HP