以前もブログで「質問票活用していますか?」という記事は書いている。
https://nihonshiseki.hatenablog.com/entry/2019/11/22/195931
しかしながら、改めて「質問票活用してしますか?」と記事にしてみることにした。以前とは明らかに異なる社会になっているからである。
奈良大学通信教育部での学びを希望した人の多くが、通信教育で大学の学位を取得したいという理由のみで在学したわけではないと感じることがある。
科目習得試験&スクーリングで同じ境遇の人々と交わることが楽しい、奈良という風土を著名な教授のガイド付きで散策することの出来るスクーリング目的で在学している方も多いのだろう。ご高齢の方々にこの傾向は高いようである。
孤独な戦いとなるテキスト学習を残して退学してしまう方々も多く卒業率は低いものとなっている。
新型コロナウイルスの影響もあり、科目習得試験が在宅となり、さらにスクーリングも全面的に中止となったことで、通信教育の楽しみの部分は失われたと言って良いのだろう。
こうした状況が長引けば、楽しみの無い通信教育に果たしてどれだけの学生が退学という道を選択するであろうか💦
まだ6ヶ月余であるから我慢して耐えられているのかもしれないが、昨今の情勢では冬のスクーリングも中止となる可能性も高い気がする。
では、現在学生は孤立しているのか?というとそうではないと思う。
SNSなどでつながりを有していれば、在学生同士で話をすることも可能であろう。このブログを奈良大学の学生もご覧になっているようなので、コメント欄をご活用いただければ、これまで繋がりのない(持っていない)方同士が学友になることもあるかもしれない。
教授との繋がりは・・・、質問票活用である。テキスト学習していて不明な点は自分で調べるというのも学習の大事な点ではあるが、自分で調べた上で担当教授に質問してみては如何だろうか?
時間は有するが、教授からしっかり回答が来る。このことで、「ああっ、自分は学んでいる」と実感できるであろうし、教授との繋がりを確認することが出来るのではないだろうか。
どんな質問したら良いの?という質問があるかもしれない。う~ん。これは難しいですよね。人それぞれですからね💦
私が先日『博物館資料論』で送った質問は・・・燻蒸剤について。
発がん性物質があることから燻蒸剤が近々使用禁止になるとの記述があったので、既に使用禁止となったのか(テキストが刊行されてから時間が経過していますから)?
使用禁止となったならば、現在博物館ではどのような燻蒸剤を使用して燻蒸しているのか?
こんなことを質問してみました。テキストをすっと読んだだけではなかなか疑問点って持たないかもしれません。記述されたことをゆっくり自分の中で噛み砕いて理解することを心掛ければ、「うん?この記述の意味は?」と思う箇所があるのではないでしょうか?
一つひとつの疑問をそのままにしておくのではなく(例えばレポート課題に関係がないから、科目習得試験には関係ないから)、質問票を活用して疑問を無くしましょう(^^♪
疑問も解決するし、教授との繋がりも感じられる一石二鳥です(^^♪
こんな状況下でも、皆さん頑張りましょう(^^♪ きっと奈良で楽しくスクーリングも受けられる日が訪れますよ(^^♪ その日までSNS活用したり、質問票活用したりして乗り越えましょう(^^♪