日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

質問票活用していますか? ~その3~

 

 さて、今日は「質問票活用していますか?」の第3弾である。

 

           「質問票活用していますか? ~その2~」はこちら

         https://nihonshiseki.hatenablog.com/entry/2020/07/17/133409

 

 質問票の活用に関してこれまで述べてきましたが、やはり「どんな質問しているのか?」「どんな回答が戻ってくるのか?」と思われているかと思います。

 

 どんな質問をしているのか?これは人それぞれになるかと思います。

 

 テキスト学習を進めていく上で、???と感じる部分の質問であったり、もっと詳しくと思う部分の質問であったりします。

 テキストは何度も刷を重ねており、発行から年月が経過したことで、記述内容が古いものもあります。

 

 では、例として某の質問票を・・・、

 

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 『博物館資料論』テキスト学習を進めていく中で、現在も博物館で行われている燻蒸がどのようになっているのか?という質問です。

 

 テキストを流し読みしていてはこうした疑問は湧かないかもしれません💦熟読することが質問では必須かもしれませんね。

 

 でっ、こちらが回答です。

 

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 非常に有難い御教示じゃありませんかぁ(^^♪

 

 ここで大切なのが、回答もらって読んで「はい、終わり」じゃ学びは深まりません。質問した箇所のテキスト該当ページを読み返すこと、『博物館資料保存論』テキストの該当ページを読むこと、回答内容で必要なことをノートに記録すること。思い浮かぶことを行って知見を高めることが必要なのです。

 

 そして、質問票は大切に保管しておく。これも大切なことです。保管された質問票が溜まっていくことで、自分が大学で学んでいることを実感できる一つの材料になるからです。

 また、何かの機会に質問票を見返すこともあるかもしれません。見返すことで定着していなかった知見を再び頭の中に定着させる。この繰り返しが必要ですよね。

 

 知識を自らのものにするための有効手段は他にもありますが・・・、質問票を活用することで教授からの回答を得られ、知識が深まります。

 

 通信教育で学ぶにあたっては、質問票はどんどん活用しましょう(^^♪