平成24年(2012)12月7日 発行 松田陽・岡村勝行
同成社 ¥1900+税
この一冊は高崎市教育委員会・角田真也氏に「観光考古学」の分野を研究するならば是非読んでおいて損はない」と薦められ購入した経緯がある。
観光考古学という分野は昨年学会が発足したばかりではあるが、文化財保護法改正によって文化財の保護と活用を考える意味でも意義深い学問であると考える。
「パブリック・アーケオロジー」という考え方も考古学と社会の関わりについて考察するものであり、これからの考古学を考える意味では非常に有益である。
詳しくは本書をお読みいただきたい。これが正直な思いである。特に昨今、卒業論文でも文化財の活用をテーマとしたものが少なからず見受けられるようになってきた。
文化財の保護と活用をテーマとした学術論文は、他のテーマよりも少ないことから、参考文献探しも困難💦なことから、是非お薦めしたい一冊です(^^♪