【 浜尻天王山古墳 】
所在地: 高崎市浜尻町字八坂西961、962-1
『上毛古墳総覧』では中川村第1号墳と呼ばれ、中川天王山古墳の別称もあります。
旧中川地区には、昭和30年(1955)『中川村誌』の調査では、31基の古墳が確認されていますが、現在は宅地化によって僅かに2~3基を残すのみとなってしまいました💦
墳丘全長53m(昭和30年には測量調査が行われ、全長60mほどであったようです)、後円部径28m、前方部幅36mの前方後円墳です。
昭和56年(1981)、発掘調査が行われ、墳丘上に河原石による葺石が施されていたこと、円筒埴輪や人物・家・馬などの形象埴輪片も確認されていることから、墳丘上に埴輪列があったと推定されている。
埋葬施設は横穴式石室と推定され、出土遺物などから古墳時代後期の6世紀後半に築造されたと推定されています。
(参考資料)
現地案内板