日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

下里見諏訪山古墳(群馬県高崎市)

 

  【 下里見諏訪山古墳 】

 

   所在地: 高崎市下里見町字諏訪山1443

 

f:id:nihonshiseki:20210202161043j:plain

 

 下里見の鎮守である郷見神社の境内地に所在し、里見台地の先端部に占地し、郷見神社裏古墳とも云う。

 

 平成15年(2003)、榛名町史編纂事業の一環として発掘調査が行われ、地形を

巧みに利用した帆立貝形古墳と判明しました。

 

 また造り出し部では人物埴輪・馬形埴輪・円筒埴輪の配列も確認されました。

 

 造り出し部から須恵器片も出土し、甕類は畿内あるいは東海西部域からの招来品の可

能性もある。𤭯(はそう)は胎土から在地産の可能性が高く、儀礼に伴って破砕された

と考えられている。

 

 出土遺物から築造年代は6世紀初頭と推定されています。

 

 

 古墳の存在を知ったのは、「かみつけの里博物館」での企画展で出土遺物が展示さ

れ、解説板があったから💦

 こうして一つ一つの知識を仕入れています(^^♪ 得た知識は現地踏査で確認すること

が何より大切ですね(^^♪

 

 (参考資料)

    群馬県古墳総覧            群馬県教育委員会