平成23年(2011)4月10日 第1刷発行 大和田俊之 著
講談社 ¥1800+税
奈良大学通信教育部、一般教養課程「国際関係論Ⅰ」で使用されている一冊である。
アメリカ建国期から様々に展開してきたポピュラー音楽🎶
ブルース、カントリーミュージック、ジャズ、R&B、ロッケンロール、ヒップホッ
プなど音楽ジャンルは多彩である。
では、その音楽ジャンルはどのような歴史的背景のもとで生まれたのか?と問われて
答えられる人は少ないのではないだろうか。
私自身、クラッシック音楽は中学生の頃から聞きなじんでおり、作曲家等の歴史や主
な楽曲について本で読んだことはあった。
しかし上記ポピュラー音楽についてはこれまでどのような人物が関わってきたのか知
ることもなかった。今回この一冊を読むことで知識を得ることが出来たように感じた
(正直申し上げて、ジャズには興味があったのでそれ以外のジャンルは頭に入ってこな
かった💦)。
「あらゆる音楽ジャンルは貴重なものであり、どの音楽も素晴らしいものである。」
のようなことをX JAPANリーダーのYOSHIKIが以前何かの授賞式で言ってい
た。
音楽史について学ぶことも音楽が好きな人には必要なことだろう。全ての音楽を
愛する人に読んでもらいたい一冊である。