【 吉城園 】
所在地: 奈良市登大路町60-1
入園料: 無 料
休園日: 2/24~2月末日
この地は『興福寺古地図』によると興福寺塔頭・摩尼珠院があったところとされま
す。
明治に入り民間の所有となり、大正8年(1919)、正法院家によって庭園や主
屋、離れ茶屋が造られました。
( 「旧正法院家住宅」 )
「旧正法院家住宅」及び離れ茶室は平成23年(2011)3月、大正期の近代和風
建築様式を良く残す住宅として、奈良県有形文化財に指定されている。
園内は池泉回遊式庭園となっており、江戸時代からの地形の起伏、曲線を巧みに取り
入れ、建物と一体となるように造られている。
また杉苔の庭、茶花の庭もある「吉城園」は、春は新緑、秋は紅葉が美しい庭園です。是非素晴らしい庭園を見にお出かけ下さい。
なお、吉城園一帯では2022年を目途に宿泊施設の開業が予定されています。新型
コロナウイルス蔓延に伴う状況下では先が不透明な部分はありますが、先々も人々に愛
される庭園であることを願います。
(参考資料)
現地配付パンフレット
現地案内板