【 安吉城跡 】 評価 ★
別 名:
所 在 地: 白山市安吉町
築城年代: 天文年間(1532~1555)
築 城 者: 大窪源左衛門家長
区 分: 平 城
現 状: 宅地・農地
天文年間(1532~1555)、大窪源左衛門家長によって築かれたと伝わる。家
長は一向一揆河原組八千騎の旗本で、手取川筋一帯4万石を領していたという(この時
期に旗本とか〇万石領主という表記は誤りであることから、後世の記述であろう)。
嘉永5年(1852)の「石川郡安吉古城図」によれば、主郭は15間×12間、馬
出、外堀、土塁を備え、城域は80m四方に及んでいたことがわかる。
天正10年(1582)、加賀一向一揆勢の解体の頃に廃城となったと推定されてい
る。
主郭推定地の山島公民館に城址碑が建立されている以外、遺構は残らないが城址碑だ
けでも城館跡めぐらーにとっては有難いものである。
(参考資料)
現地案内板