【 旧笹井家住宅 】
休館日: 月曜日(祝日の場合、その翌日) 年末年始(12/28~1/3)
入館料: 無 料
入母屋造本瓦葺切妻入り。棟木を受けるため丸太を合掌に組んだ扠首構造は、本来で
あれば萱葺など草屋根の小屋組みですが、重い本瓦葺きの屋根を支えており、古い民家
の姿を残すとともに、京都丹波地域(亀岡)との地域的なつながりがあったことを示し
ている。
大棟や隅降棟の先端には、縁起の良い宝珠や福を招く小槌を模った鬼瓦、棟丸瓦には
巴紋が使用されており、火除けを願ったものと思われる。
安永年間(1772~1781)、高槻城下の高槻町(旧紺屋町)に干物屋を開業し
た笹井家の住宅兼商家として築かれた。
その後、乾物や瀬戸物、米屋を経て、昭和57年(1982)、高槻市歴史民俗資料
館として現在地に移築復元されました。
土間の表口には、大戸(大きな板戸)が設けられており、日中は間口が大きく解放さ
れ、荷車をそのまま屋内に入れることが出来るようになっています。
大戸は縦186㎝、横150㎝で、上部に蝶番が付いており、戸の下部中央に上部の
梁から下りてきたロープが結ばれている。大戸を開閉する際は滑車とロープで大戸の下
部を上に引き上げる揚げ戸となっています。
開館時間が10:00からと若干遅めで、朝から効率よく観光しようと思ったら不便
さを感じてしまうかもしれません💦また「高槻城址公園」には駐車場もない(近隣にも
コインパーキングらしきものはなかった気が💦)。
しかしながら、高槻城址公園を散策したり、「野見神社(ブログでは「永井神社」を
紹介」しながら待つのも良いと思います(^^♪
(参考資料)
現地配付資料
現地案内板