日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

旧氏丈邸(宮城県角田市)

 

  【 旧氏丈邸 】

 

            所在地:          角田市角田字町17

    休館日: 月曜日 国民の休日(月曜日の場合、その翌日) 年末年始

    入館料:     無料 ※但し、企画展期間中のみ有料

 

    公式HPはこちら https://www.city.kakuda.lg.jp/soshiki/24/

 

 

 天保10年(1839)、氏家清吉の次男として生まれた氏家丈吉は、慶応年間(1

865~1868)、分家したとされる。

 

 明治初年(1868)から大正年間(1912~1926)にかけて、角田の大地主

であった初代と二代目・氏家丈吉が建造した。

 

 表門は明治15年(1882)に「角田城(要害)」から移築したもので、薬医門形

式で高さ4.7m、横幅4.7m、奥行2.3m。主要部材はすべて欅材である。

 

 昭和60年(1985)、氏家氏から角田市が邸宅を譲り受け、郷土資料館として整

備した。

 

             ( 敷地内の「文庫蔵」 )

 

 敷地内の土蔵が考古資料展示室なのだが・・・先の地震で被害を受けており💦現在休

館中である(+_+)

 

 店蔵や座敷は拝観可であり、伊達家一門筆頭の角田城主・石川氏関連資料のほか、邸

宅の見事な意匠をみることができる。

 

 

 角田城の遺構である「薬医門」が移築されており、必見の資料館である。駐車場も完

備されているので、ここを起点に角田城下を散策してみては如何でしょうか(^^♪

 

 (参考資料)

     現地配付パンフレット