【 少彦名神社 】
公式HPはこちら https://www.sinnosan.jp/
安永9年(1780)10月、薬種中買仲間の団体組織である伊勢講が、薬の安全と
薬業の繁栄を祈願して、京都・五條天神社より少彦名命の分霊を道修町の仲間会所に勧
請し、それ以前に祀ってあった神農炎帝とともに祀ったことに始まる。
天保8年(1837)、大塩平八郎の乱で仲間会所が焼失すると、天保11年(18
40)、祠堂を設けて祭神を遷座した。
明治39年(1906)、大阪府より近隣の神社に祭神を合祀するか、独立した神社
として継続させるか判断を求める旨の訓令を受け、独立した神社として祭神を護持して
いくことを決め、境内地の拡充、社殿・社務所を新築。明治43年(1910)、正遷
宮を斎行している。
昭和20年(1945)、大阪大空襲の被害はからくも免れ、昭和55年(198
0)10月には鎮座200年を記念して拝殿・本殿を修復、社務所を新築し、11月2
2日に二百年祭を斎行した。これを契機として、10年に一度、式年大祭を行うことと
なった。
毎年11月22・23日には神農祭(大阪市無形民俗文化財)が行われ、道修町の製
薬会社・薬局などで祭礼の提灯が掲げられている。
郷土玩具「神農さんの虎」が授与されておりますので、それを入手するために参拝し
ました(^^♪
平日にもかかわらず、多くの参拝者がいましたよ。是非訪れてみて下さいませm(__)m
(参考資料)
現地配付パンフレット