日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

薬師寺 玄奘三蔵院伽藍(奈良県奈良市)

 

  【 薬師寺 玄奘三蔵院伽藍 】

 

   所在地:      奈良市西ノ京町457  薬師寺境内

   拝観料: 大人 ¥1100 中高生 ¥700 小学生 ¥300 ※ 共通拝観券

 

 

 唐の僧侶・玄奘三蔵は、27歳の時にインドに求法の旅に出て、17年間の修学を経

て経典や論疏657部、仏像や舎利を携えて帰国。帰国後は『般若心経』などを翻訳し

た高僧として知られています。

 

 その教えは慈恩大師によって法相宗として大成し、飛鳥時代、道昭僧都らによって倭

国に伝来しました。

 

 玄奘三蔵法相宗の鼻祖として仰がれ、薬師寺は平成3年(1991)、玄奘三蔵

伽藍を建立しました。

 

 昭和17年(1942)、中国南京で玄奘三蔵の御頂骨が発見され、その後、全日本

仏教会に分骨。埼玉県さいたま市慈恩寺に奉安された御頂骨を、昭和56年(198

1)、薬師寺にも分骨してもらい玄奘三蔵院伽藍・玄奘塔内に奉安した。

 

 玄奘塔には仏師・大川逞一氏作の玄奘三蔵訳経像が安置されているほか、大唐西域壁

画殿には平山郁夫画伯の大唐西域壁画が納められている。

 

 

 世界遺産薬師寺・・・、復興再建された堂宇が多いので古刹ではありますが、古刹

らしさを感じられない💦この「玄奘三蔵院伽藍」もそのひとつ。

 

 八角堂=高貴なものであり、法隆寺・夢殿に類似しているなぁと感じました(+_+)

 

 薬師寺は古都・奈良を代表する寺院であるので(薬師三尊などの仏像拝観もあります

し)訪れたい寺院でもあります。

 

 薬師寺に関しての歴史に関しては、大講堂・金堂・東塔なども更新しますから、その

際に💦💦

 

 (参考資料)

   現地配付パンフレット