【 朝日森天満宮 】
治安3年(1023)、藤原秀郷の7代の孫・足利壱岐守家綱は小野寺民部の嫉妬か
ら冤罪を受け、筑紫国大宰府に配流の身となったが、自らの境遇を菅原道真に重ねて太
宰府天満宮に参籠して一心に祈念したところ、冤罪は晴れて所領安堵された。
家綱は神恩に感謝し、居城であった唐沢山城中の天神沢に天満宮を勧請して尊崇した。以来、佐野氏累代及び一門は守護神として崇敬している。
慶長7年(1602)、佐野吉信は幕命によって唐沢山城から佐野城に移ることとな
る。この際に天満宮も現在地に遷座され、地名を冠し朝日森天満宮と称した。現在も佐
野氏の氏神として、地元の人々に天神様と呼ばれ親しまれている。
平成30年(2018)より菅原道真を祀る天満宮で行われる特殊神事である鷽替え
も実施されていることでも知られています。
「朝日森天満宮」でも鷽替え神事が行われており、通年で鷽の張り子が授与されてい
ることを知り、張り子目的で佐野市を訪れた。
郷土玩具としての鷽はいくつか所持しているが、張り子の鷽は初入手!!これは別ト
ピで御紹介したい。
佐野市といえば、佐野厄除け大師であろうが・・・「朝日森天満宮」は落ち着いた雰
囲気。是非こちらも参詣してもらいたいですm(__)m
(参考資料)
現地配付パンフレット