【 法隆寺 東院伽藍 南大門 】
三間一戸八脚門。入母屋造。本瓦葺。
世界遺産・法隆寺を訪れた際に最初に出会う国宝…それが「南大門」である。反り上がった軒が総門としての高い格調を示した門である。
鎌倉時代に著された『聖徳太子伝私記』によれば、現在の法隆寺(法隆寺は天智天皇の代に火災によって焼失したことは改めて記す必要はないでしょう)建立時には中門前の石壇上に建立されており、長元4年(1031)、法隆寺寺域の拡大にともない、現在の場所に移築されたという。
永享7年(1435)、焼失したものの、永享10年(1438)には再建されています。
前述したように、法隆寺散策で最初に出会う国宝です。この「南大門」を通り抜けると、法隆寺のイメージで多くの人が思い浮かべる「法隆寺五重塔」がっ…。
ウキウキする法隆寺散策の最初の一歩。それが「南大門」。逸る気持ちを抑えて、しっかりと観賞していただきたい国宝です(^^♪
(参考資料)
現地配布パンフレット
現地案内板