日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

三輪神社(大阪府高槻市)

 

  【 三輪神社 】

 

   所在地: 高槻市富田町4-14-14

 

 

 大和国三輪山大神神社(現在の奈良県桜井市)から大己貴命を祭神として勧請し、

創建したとされる。もとは普門寺の鎮守社とも、富田村の産生神とも伝えられる。

 

 神社に残る奉加帳序には、寛永16年(1639)、普門寺中興の祖である龍渓禅師

によって再興され、棟札から寛延2年(1749)に社殿が修復されたことがうかがえ

る。

 

 富田は江戸時代初めに酒造業が隆盛し、24軒の造り酒屋があった。三輪神社は酒の

神を祀る神社であることから人々の信仰を集め、境内には江戸市中までその名を知られ

た造り酒屋である紅屋が寄進した鳥居が残されている。

 

 寛政8年(1796)刊行の『摂津名所図会』に、社殿をはじめ絵馬所、末社である

春日社が描かれている。

 

 三宝院福寿寺が別当を務め、明治まで社務を行っていた。

 

 

 高槻の名刹・普門寺参拝前にちょっと時間があったので訪問してみました(^^♪

 

 宮司さんはちょうど社殿で御祈祷中であったので、御朱印に関しては確認出来ず💦

 

 (参考資料)

   現地案内板