日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本各地の埋もれた史跡などをご紹介致します。また、日本史跡研究会の活動についてもご紹介しております。

在宅特別スクーリング『文化財学演習Ⅱ』果たして合否は💦

 

 担当教授は尊敬・敬愛する城郭考古学の第一人者・千田嘉博教授ということで受講に

は葛藤もあったのだが、「卒業」の二文字を優先させ、不本意ながら受講した在宅特別

スクーリング『文化財学演習Ⅱ』。

 

 奈良大学通信教育部より結果が返却されました。果たして結果は如何に?

 

 

 80点「優」評価。合格であります(^^♪

 

 今回、某が気にしていたのは合否・・・ではなく💦卒業論文計画書への評価。

 

 卒業論文は既に合格しており、今後検討しようと考えている計画書を提出したのです

が。ちなみにテーマは「近年の文化財保護の危うさ ~観光主眼の活用への苦言と提案」

と銘打ちました。

 

 卒業論文を基壇とするならば、今回選択したテーマの主眼は、文化財の観光活用への

提言って感じかな。観光への文化財活用に重きを置いた現在の取り組みが散見されるの

で、大阪府高槻市「安満遺跡」の事例をはじめとして論考しようと報告書にまとめたの

ですが・・・。

 

 講評は、「近年の一連の関連法規の改正を危ういものとの立場なんですね。研究には

学術的批判が必要ですが、先入観になってしまうのは視野を狭める恐れもありますよ!

注目すべき活用事例が真に注目すべき事例であるか?テーマを論じるのに必要な実証例

になっているか?研究を進めて行く中で吟味してね」とのこと。

 

 う~ん。考えさせられますねぇ。御教示を今後の論文執筆に活かさなければ。

 

 そのためには、先ず書いてみるのも必要なこと。その上で多種多様な考えを見聞きし

てより良いものにしていく。まだまだ浅学の身であり、論文を書くこと自体に慣れてい

ないので、これからも精進しなければなりませんわ(+_+)

 

 まぁ、何はともあれ、卒業に必要な2単位は確保。残る単位は8単位。卒業に向けて

ひとまず11日(土)に迫った『美術史概論』在宅特別科目習得試験に全力を傾けます

(^^♪